独演会?

7月13日金曜日の夜、Carpineto Romano という町のメインの広場で息子のグループのコンサートがありました。

「今夜演奏するよ」という携帯へのメッセージが夕方7時過ぎに入り、そのあとで9時半からの演奏だと知ったのです。

久しく息子のコンサートにも行っていなかったので今夜はPaoloも今日、明日と休みなので一緒に行ってきました。

着いたのが9時45分ぐらいだったので遅れたかとおもいきや、開始が10時に伸びていたのでゆっくり間に合いました。

アイスクリームをアマーロにくぐらせたのを食べながらゆっくりと開始を待っていると息子が通りかかったので「どっちのグループとの演奏なの?」(息子は2つのグループで活動しているので)聞くと「アッカデミア・デッラ・ルモーレ。今夜は僕達だけなんだよ、1時間45分。少しだけれどギャラも出るんだ。」というではありませんか。

4年ほど前に同じ街のもう少し坂を上がったところの教会前の小さな広場で演奏した時に、このメインの広場を横切りながら「いつかここで演奏する日が来るかしら?」と思っていたのですが、その日はすでにやってきたものの、他のグループとの共演でした。

まるまる息子のグループだけの演奏会だなんて感激でした。

 

しかも今日はメンバーの一人が大学の卒業論文を発表し、見事に合格した日でもあるのです。

その彼にとっては生涯忘れられない日となったのは確実だと思います。コンサートの合間にも「おめでとう」の声が飛び交っていました。

彼らのグループは若者のグループだけに何かメッセージを送りたいという趣旨で音楽を作っているので、男女差別が残っている国のことや、普段は忘れているけれど、イタリアも戦地に兵隊を送っていることや、環境汚染や、テクノロジーにかまけ過ぎている世間への批判などなど・・・

でも、音楽そのものは聴きやすい音楽で、息子が以前やっていたヘビーメタルとは大違いです。(笑)

この音楽ならご近所の人達にもあまり迷惑にはならなかったでしょう。

 

実はこのところ、父親との間に隙間風がふいていたのですが、今夜の様子ではそれもかなり改善されたようで嬉しいです。

息子は我々の姿を見つけた途端に満面笑顔でしたし、父親もいつもの様にそばの人達や、Barのおねえさんにも「Yoskeの父親なんだけど割引はある?」なんて冗談めかしに自分がYoskeの父親だと吹聴していましたから。

アンコールが終わったあとで、主催者の人から「すばらしい力強い声だ。」と褒めてもらった時もそばにいて嬉しそうでしたから。(笑)

声援ありがとうございました

残念ながらサッカーのヨーロッパ選手権はスペインが優勝いたしましたが、きっとたくさんの日本人がイタリアに声援を送ってくださっていたことでしょう。

我が家はあまりサッカーに興味はないのですが、やはり世界選手権やこういう大きなゲームには多少の関心もあるというか、周りがほうっておいてくれません。(笑)

息子も友人たちと優勝の瞬間を一緒に祝うためにいつものとなり町へ行きましたが、きっと今頃は残念会をしていることでしょう。

 

スペインは今の世界チャンピオンでもあるし、ほんとうに強いチームとして有名なのですが、初戦にイタリアとあたって引き分けていたので、イタリアにも大きな希望が湧いていたのでした。

4-0と、全くの惨敗に終わってしまいました。

今、イタリアでは世代交代の時期で、プリンスを言われていたトッティもイないし、つい先日デル・ピエロの引退が正式に発表されたばかりです。

また若手がしっかりと育って、あの夢の様な世界選手権を手にしてもらいたいものです。