新しいプラグインのテスト

このblogはWordPressといって、PCに詳しくてPC環境の向上を図ろうという
勇士が集まって作っているblogツールで配信しています。

営利目的ではないのでコマーシャルも入りません。
でもその分、自分で必要なアップロードをしたり、環境を整える必要があります。
だからこそ、個人個人で好きなblogができるわけで、そこが楽しみのひとつでもあります。

私の周りには今まで誰もこれを使っている方がいなくて一人でしこしこ遊んでいましたが、
うれしいことに、都さんが今春からこのWordPress を使い始めました。
若くてPCに詳しい彼女は見る見るうちに彼女らしいすばらしいblogを構築なさいました。

その彼女がイメージの表示用にThickBoxというのを使い、とてもいいというので、
私も早速まねることにしました。^^

今まで使っていたLightboxより動作が軽そうだったので即決!(笑)
さて、どうでしょうか?




えっと、最初はあまり以前のと変化がなかったのですが、
jQueryを併用したら俄然動作が速くなった気がします。
これでいいのかな?都さんやーい。(笑)


命より大切なもの

いつも愛読している伊勢雅臣さん配信のメルマガの最新号の一部です。

今回は空手7段の瀬戸健介氏(昭和21年生まれ)が、毎月開催している論語勉強会(4歳の子供から幼稚園児、小学生も参加しているが、みな長時間、お行儀良く真剣に話を聞き、『論語』を学ぶことを楽しんでいる。)からのお話です。

(以下引用)
「世の中には命よりも大切なものが絶対にある」

「志」に関連して、『論語』には、「志士仁人は、生を求めて以て仁を害すること無し。
身を殺して以て仁をなすこと有り」という一節がある。

「志士」とは、国や社会のために自分の身を犠牲にしてでも尽くそうという
高い志を持った人のことを言う。
仁人とは、気高い志が一人の人間の中で固まって
人格ができあがったような人のことである。
「志士仁人は、生を求めて以て仁を害すること無し」とは、
「志士や仁人は、自分の命が惜しいがために人の道に反するような行為はしない」
という意味である。
次の「身を殺して以て仁をなすこと有り」は
「時には自分の命を投げ出してでも、人の道を貫き通す」ことを意味する。

 今の世の中では「命より大切なものはない」と教えるが、
それに瀬戸氏は異議を唱える。

__________
 でも、世の中には命よりも大切なものが絶対にある、と先生は思います。
そして、自分の命より大切なものがあると知ったときに、その人の人生は輝きを増して、人間として素晴らしい人生を歩むことができるのです。

 だから先生は、
君たちには命よりも大切なものがあることを絶対に知ってほしいと思います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 命はすごく大切なもの、尊いものだと君たちは学校で教わりました。
でも、命は永遠に続くものではありません。
すべての人に必ず死は訪れます。
そう考えると、本当に大切なのは、限りある命をどう生きるかなのだと先生は思います。

 ・・・志ある人は「人間は必ず死ぬ」と知っています。
志のない人は、人間が死ぬということの本当の意味を知りません。
そこに人生に対する緊張感の差が出てきます。
そして、その差が人間的な魅力の有無につながっていきます。

 緊張感のある人生を送ることによって、人間には落ち着きが生まれ、そして輝きます。そこに人間としての美しさが表れてくるのです。
美しさというのは、決して姿や顔形のことではないのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

(以上)


途中の抜粋なのでよくわからない方や、全文をご覧になりたい方は
http://archive.mag2.com/0000000699/index.html
の6月27日配信JOG-Mag No.654 「子供が喜ぶ武士道論語」をごらんください。

ヴィニョーニ温泉

以前、ご紹介したことがあるのですが、
小さな小さな温泉Bagno Vignoni(ヴィニョーニ温泉)というところ。
Yukoさんの滞在地の、モンテプルチャーノの二つ隣の町にあります。
有名なオルチャ渓谷のど真ん中です。

ここで二つ隣の町といっても、
日本の国鉄の駅の二つ隣といった環境ではありません。
一つの町を出たら延々となだらかな丘陵地帯の真ん中を走り抜け、
やっと次の町に出会います。
しかもその町の真ん中を通り抜けるのではなく、それぞれの町の門前をかすめて
さらに次へと進みます。

ヴィニョーニ温泉は、法王さまたちの温泉だったこともあるそうですが、
すでにローマ時代から、ローマ人たちが楽しんでいたところです。

人工的に滝を作ったりして
温泉の楽しみ方、私たち日本人と通じるところがありますね。^^

私はオルチャ渓谷へ行くならぜひここを紹介して、
できれば一緒に温泉につかりたいと思っていました。
だからReikoさん用の水着は用意して出かけたのです。^^
Yukoさんはあまり温泉がお好きじゃないようだし、
水着もサイズが・・・・
もしもその気になれば、どこかで安い水着でも買ってもらおうと
とにかく、どういうところか見てみないとその気になるもならないも始まらないので、
(私には「絶対に良いところだから行こうよ!」という覇気がないのです)
夕方、黄金に輝く麦畑や、深い新緑の間を通って片道30分あまりのドライブをしました。

現地を見て二人ともすっかり気に入ってくれたようで、
次の朝一番に水着を買って、また戻ってくることにしました。

帰り道、地元のかたがたがオルチャ渓谷の中でも一番かわいい町だと言う
サン・クイリコ・ドルチャに寄りました。

すでに日が翳っていて、夕食の時間になりましたが、
昼にあのお肉を食べた私たち、ちっともおなかがすきません。
でも、もしかしたら3人一緒の最後の食事になるかもしれないと
Barの屋外のいす席を陣取り、ブルネッロ・モンタルチーノをあける事にしました。

赤ワインではイタリアでもっとも有名なワインのひとつです。
数千円から数百万円まで、モンタルチーノの町へ行けばいろいろと選べるのですが、
ここでは限りなく数千円にこだわって選びました。(笑)
Barの青年が、今期よく品選びに付き添ってくれて、
美味しいワインと、おつまみにサラミやチーズを取って、
またまたひとしきりおしゃべりをして夕暮れの静かな街の雰囲気を堪能しました。

時折地元の若者のグループがそのBarへ入ってきて、
アイスクリームなどを食べては去っていくのを見るのも、われわれには楽しいものでした。


翌朝、うまい具合に最初に入ったスーパーで、Yukoさん用の水着が見つかり、
10時半ごろ温泉に着きました。

15エウロで一日中入ったり出たりすることができます。

–1エウロは、今は110円ぐらいだそうですが、
数ヵ月後にはまた160円になっているかもしれません。
ですから換算するときにはかなり幅をとってお考えください。–

自分が好きなところをお二人にも気に入ってもらえてとってもうれしかったです。
イタリアに来て、ただ町や建物の見学をするだけでなく、
今回は砂浜を歩いたり、(本当は泳ぎたかったけれどまだ水が冷たい)
こうして温泉につかったり、
ただのパック旅行では味わえない思いをしてもらえたことがうれしい。

ここの温泉はかなり熱いです。
私は普段から熱いお風呂が好きですが、
ここの温泉の最初に流れ出してくるお湯の滝には熱くて我慢できませんでした。
それがプールいっぱいになって次のプールへ落ちてくるころの滝は最高に気持ちよかったです。

深さも180cm、145cm、110cm、とさまざまで、お湯はあまり強い匂いもなく、
われわれは温泉を出たときにはあえてシャワーを使わないでおきました。
少しでも温泉効果が長持ちするように。^^



(写真には2004年に家族といったときのものも混じっています)

夕方、あまりローマの町の周辺が込まないうちに帰りたかったので、名残惜しくも12時過ぎにはプールを出て、ここのレストランで、軽くパスタだけ食べることにしました。
真っ青な空に、鮮やかなグリーンの葉の濃淡が美しい、緑豊かなところです。

でも・・・
お天気がよくて、木々が呼吸をするところは私にとってはちょっと条件が悪いのです。
木の種類によるのでしょうが、どうもプールを出てから調子が悪く、
テーブルについて待っている間、まるで陸に上がった魚の状態でした。(笑)
食欲もなく、勧められたビールも本当に一口味見をしただけで、
飲めない私を見て本当に調子が悪いのだとYukoさんも心配顔です。^^
あっさりしたカプレーゼだけをいただきました。


車に戻ってしばらくすると、だんだん呼吸が楽になってきました。
車には2箇所ほどにフィルターが付いていて、外気を清浄してくれるからだと思います。

またもやオルチャ渓谷をモンテプルチャーノに戻り、
Yukoさんをホテルに残してReikoさんと私はローマに向かいました。

ここでとんでもないことが!
ホテルから30分あまり走って、もうすぐ高速に乗るというところでガソリンを入れておこうと止まりました。
まだお昼休みの時間帯だったので、セルフサービスで、お金を入れて、さぁガソリンをと思うとチューブが短くて届きません。
Reikoさんにチューブを持ってもらって、車の位置を変えて、さて入れようと思ったら出てこないのです。
どうやらセルフサービスには時間制限があるようです。
何分、あるいは何秒後に注入を始めないとキャンセルされてしまうようです。

キャンセルしたというレシートが出てきましたが、もしも近所なら、また明日いれようということになるのでしょうが、私はいつもどってくるのかわからないし、たまたまお向かいの人が出ていたのでその方に「ここのガソリンスタンドをお使いにはなりませんか?」と聞いたら「使わない」とのこと。
「でも、もうすぐ3時半には人が来るからどこかで時間をつぶして戻ってきたら。」ということで、仕方なく車を進め、ショッピングセンターの中の喫茶店でコーヒーを飲み、トイレを済ませ、また引き返しました。
すでにオーナーが来ていて、事情を説明したらすぐに入れてくれました。

またひとつ勉強になりました。^^

そこからは高速の入り口がすぐで、その後ローマの近辺までは快適に走りました。
で、ローマの出口を出てから何を勘違いしたのかいつもとは違うところを曲がってしまい、
少し回り道をして別の街道からローマの中心に入りました。
結果的にはこちらの道路のほうがすいていましたが、ナビもありながら道を間違ったり、ガソリンの一件もあってReikoさんには恥ずかしいところを見せてしまいました。

Reikoさんの泊まるホテルはテルミニ駅のすぐそばで、ホテルの前には車1台がやっと通れる幅しかなく、後ろから来ている車に合図をしてそそくさとトランクを下ろし、
ハグをする余裕もなく分かれてきました。
きっとイタリア人なら車が何台か止まっていてもしっかりとお別れの儀式をするのでしょうが、われわれ日本人はどうもいけませんねぇ。

こうして丸2日間、友達と楽しく過ごして帰ってきました。
今回はメンバーが少なかったので、お二人とそれぞれたくさん話ができました。
それが一番の収穫だったかも?^^




オルチャ渓谷へ

Gubbioのホテルでの朝食は、
大きなピアッツァ・グランデの一角に設置されたテーブルでとりました。
少し肌寒いかと思いましたが、さわやかで気持ちがよかったです。

カフェテラス
何世紀もの歴史のある広場を独占できるのだからこんな機会を逃す手はありません。
イタリアのホテルでも最近はハム・チーズ・ヨーグルト・果物などを出してくれるようになりました。
まだまだ日本のホテルのようなわけには行きませんが、
その分、飲み物はちゃんと個別にサービスしてくれます。
(日本で私が泊まったところは飲み物もセルフサービスでした)

時間を勘違いしたYukoさんが少し遅れてやってきて、
今日のコースの確認をして、私はReikoさんに付き添ってもらって、
昨夜車を置いたところまで写真をとりながら行きました。

朝早くには少し雲が出ていましたが、このころにはすっかり青空が広がり気持ちの良い朝です。

GubbioからPerugiaのほうへもどり、そこからFirenze方面への準高速にのります。
準高速と書いたのは、道路の仕様は高速道路並みですが、
若干制限速度が遅くて無料の道路と言う意味です。

カーナビに任せておくと最短距離や最短時間でいけるルートを探すので、
途中で湖を通るかどうか確認しようと思いPCをあけましたが、
ネットに接続するためのキーを持ってきていなかったので断念し、カーナビに任せることにしました。

そうこうしているうちに視界に大きな湖が入ってきたので、
適当なところで準高速をおり、湖の観覧船などが発着する波止場の駐車場に入りました。
ここでうれしいサプライズ!
駐車券を買わなくちゃと思うまもなく、前方から若い男性がやってきて、
私に2時間も余裕のある駐車券をプレゼントしてくれました。

たった2エウロのことですが、そのタイミングのよさに3人とも大感激。
「こんなこともあるのねぇ。」
「でも、なぜ予定を変えたのかしら?」
「待ち合わせた人が来なかったのかしら?」
などなどわれわれの憶測は果てしもなく続き、(笑)
近くの喫茶店(Bar)の席に座ってしばし湖を眺めおしゃべりしました。

この湖は数年前、テレビで紹介されていたのを見たときには
漁師さんが湖の水をくんで飲んでいましたが、やはり波止場付近は少し汚れていました。

でも、こんなかわいいファミリーに出会えましたよ。(クリックで大きくなります)



湖の中にいくつかの島があり、自然がよく残っているそうです。
偶然ながら、指圧師のマルコは太極拳の指導者でもあり、
13日の日曜日に子供たちをつれて合宿をしたばかりのところです。


さて、駐車券の時間はまだ残っていますが、われわれは次の目的地、
世界遺産の「オルチャ渓谷」へ向かうことにしました。

も一度準高速に乗り、再度降りたところはすでにトスカーナの丘陵地帯。
なだらかな丘が続く中を、Montepulcianoに到着。
ホテルは城壁の1歩外に位置しているし、まん前に無料駐車場があって、
ポーターはいないけれど、まずまずの条件です。

Gubbioのホテルは☆☆☆☆、こちらは☆☆☆
建物も城壁内と城壁の外とでは歴史の重みはぐっと違ってしまいますが、
遠距離バスの発着場がそぐそばなので、
ここに数日滞在して、そのバスであちこちへ行ってみようという
Yukoさんにはまたとない立地条件を備えたホテルかもしれません。


チェックインをして、すぐに城壁内へ行きました。
上り坂が続くのでゆっくりとした歩調なのですが、
それでもYukoさんにはきついらしく、Reikoさんが後ろから押してあげていました。
私は、好天気だと呼吸困難が出てくるので冷たく見放しておきました。^^

さて、もう2時を過ぎています。
早くレストランを見つけないと食べそびれてしまう可能性があり、
あせって、その辺の人に聞いたところに入ろうかと思いましたが、
いってみて、そこで食べていた方のパスタを見ると、どうしてもその気になれずに
また少し良いところを探してみました。

どうも表通りでは、観光客用のレストランが多く、価格は安くても味はどうなのかなぁという感じです。
今日はReikoさんが「フルコースを食べたい!」と言っているし
せっかくここまで来たのだから地元の美味しいものを味わいたいと思っていました。

表通りからちょっとそれたところにあるレストランを覗いてみたら、
なかなか雰囲気がよさそうなのでそこに入ることにしました。

実は先にも、そこへ行こうと近寄ったところ、看板に「自然のクーラー」と書かれていて、
エアコンがないんじゃ今日は暑いからつらいかなぁと思ってやめたのでした。
チョークで書かれたメニューもあてがいぶちのような気がしたから。
そのときには中を覗かないで引き返したのでした。

はいったらいきなり奥のほうからご主人が両腕を広げて歓待してくださり、
Yukoさんは、私の知り合いかと思ったほどです。
それくらい満面の笑顔で、こちらに「私の大事な人」と言う印象を与えてくれるイタリア人が最近は少なくなってきました。

店内ではパバロッティーのコンサート風景が大画面に映っていました。
突然ボリュームを上げるからどうしたのかと思ったら、
パバロッティと店主とが「オー・ソレ・ミオ」を一緒に歌ったのです。^^
きっといつもなのでしょうね。
店主は体格のいいかたで、その声量は本職かと思えるほどでした。

すっかり感激したわれわれは、メニューも彼の勧めにしたがって、
3種類の手作りパスタと、有名なビステッカ・フィオレンティーナを注文しました。
これは、ぜひ今回の旅行中に食べようと思っていたのですが、
3人でも食べきれない大きなのがやってきました。


パスタも、ビステッカ・フィオレンティーナも、横についてきたポテトのアロストもとっても美味しく、
地元の赤ワインとともに、どんどんおなかに収まっていきました。

Reikoさんはフルコースといっていましたが、もしも前菜を食べていたとしたら、
きっとお肉は入らなかったでしょうし、デザートなんてとんでもないと言う感じで
3人とも満腹になりました。

食事の合間合間に店主がやってきて、もうこちらが天に昇りそうなくらいのお世辞を並べてくれました。
お世辞とわかっていても、その言い方しだいでは気持ちの良いものです。

遅くに入ったわれわれは最後の客となり、お会計を頼むと
しばらくして「シェフに合わせるから奥に着てくれ」と言うので、3人で会いに行きました。
そのシェフは、なんと彼の奥さんなのでした。

このレストランは、レストラン学校などの協会が発行しているイタリア中の365件の優秀なレストランの中にも入っているところでした。
日本人のコックさんも、インターネットでここを見つけて修行に来ていたこともあるし、
ローマの日本大使館の方がたも、時々来るのだそうで、われわれをも大歓迎してくれたようです。
おおむねどこに行っても日本人は歓迎されますが。^^


さぁ、ゆっくりとお昼を終えたら、この町の散策です。
食後の上り坂はきついので、ゆっくりとゆっくりと。
ところどころからすばらしいオルチャ渓谷の景色が見えます。


たいていどこの町でも、古くからの町は頂上に重要な広場があって、
その広場の周りに、その町の重要な建物、ドゥオーモや、市役所などが建っているので、
そういう広場までたどり着いたので、一応ここ、モンテプルチャーノの町も見学したと言うことで、ゆっくりとホテルに向かって降りていきました。

途中でかわいい手作りの洋服を売るお店があり、Reikoさんは素敵なドレスをゲット。
私は別の店で普段着ようのスカートを2枚。
ブルー系と、茶系のどちらかに決められなかったので両方とも買いました。(笑)

ホテルに荷物を置いてトイレを済ませたら、今度はまたオルチャ渓谷のドライブです。
時間の都合を見て、もしも余裕が会ったらぜひお二人に見せたかったところでお連れしました。

でも、長くなったのでここからは次回に。

小さな一人旅、Gubbioへ

おそらくこれまで一番遠くへ一人で車を運転して行ったのはソレントまでで、距離にして約210kmあまり。
今回のGubbioへの旅はそれを少し上回って、250kmあまり。
うまくいけば、約3時間ほどのドライブ。
高速道路を走りながら行き先の確認をするのは結構疲れるものだが、今やカーナビというものがあり、それを頼りに出発する。

ただこの日は水曜日で、週に1回の指圧の日。
1度抜けると2週間間があくので、今回も指圧をしてその足で目的地に向かうことにした。
すると施療中にひどいこむら返りが起こり、もちろん指圧でそれを収めてはくれたけれど、
ちょうど指圧師のマルコの目の前で起こったのでいくつかの忠告を受けることができた。
まず、ミネラル分の不足。
出発前に薬局へ立ち寄って、ミネラルとビタミンが入ったものを飲む(買う)ようにとのこと。
そして、履物はぺったんこではなく、4センチぐらいのヒールのあるものを履くようにとのこと。
私の足は結構土踏まずが深いので、平らなものばかりではいけないらしい。
そういえば昔からモカシン靴などを履くとこむら返りがおきたっけ。
ついつい足の疲れのことを思ってこのところヒールのほとんどないものをはいていたけれど、何事も程度問題であると思い知らされた。
3つめはもちろんもっと柔軟運動をすること!
「はいはい。」

薬局ではイタリアに多い、水に溶かして飲むラムネのような薬をもらい、
その場でひとつ飲んで、さあいよいよ出発!

我が家から「太陽の高速道路」をオルテまで北上し、
そこからペルージャ方面の高速に乗り換えて、
というところまではすでに頭に入っていたのだが、
ペルージャに着けば、Gubbio(グッビオ)の表示が見えるかと思っていたら甘かった。
高速道路上にはGubbioの名は見当たらず、Foligno(フォリーニョ)方面へ
若干戻るようにとっていかなければならなかったのにそれを知らずに
何度か同じ区間を行きつ戻りつしてやっと正しい道路に入った。

カーナビをまだ使い慣れていないので、高速の分岐点は手前とその先との距離感がつかめず、こういうことになってしまった。
もっと事前に道路の情報を頭に入れておくべきだったと後悔。
ここで15分ほど時間をロスしてしまった。

カーナビには予想到着時間も出るけれど、20時30分の到着が20時46分になっていた。
それでもまだ明るいうちにつけるのはありがたい。

Gubbioの町の入り口で車を止めて、道ゆく人にホテルの場所を聞いた。
カーナビにももちろんホテルの在所は入っているけれど、
一方通行や、進入禁止などの情報がどの程度正確なのか見当がつかないので、
ここからはクチナビに切り替えた。(笑)

こちらの古い町は城壁で囲まれており、その旧市街地には
住民だけしか車を持ち込めないけれど、
今回のようにホテルが城壁内にある場合は、荷物の関係そこまでは行くことができる。
そして、チェックインの後は車を城壁外の駐車場へ移さなければならない。

ホテルは一番大きな広場(ピアッツァ・グランデ)に面していた。
そこに飛び込み、まずはトイレ。
高速に入って間もないころに一度止まったきりでがまんを続けていたから。
トイレから出てくると、連絡を受けたYukoさんとReikoさんが降りてきてくれていた。
彼女たちの大きなトランクも、私が持っていたし、
何より「ようこそ!」と迎えてくれたのだった。

ホテルの方と、彼女たちに荷物のことは任せて私は城壁外の駐車場へ行った。
「いきはよいよい・・・・・」という歌があるけれど、
車で行けば数分の道のりを戻ってくるのは結構遠かった。
きれいな町並みだから退屈はしないけれど、こんなことならカメラだけは持ってくればよかったと思った。

そろそろ薄暗くなりかけたころ、ホテルに着いたら玄関でReikoさんが待っていてくれて、
「Yukoさんは屋上で待機しているから」と言う。

ああ、ここは屋上にレストランがあるのだなと思ってReikoさんについて上がっていくと
Yukoさんの姿しか見えない。
いや、テーブルの準備ができているのはわれわれのテーブルだけ。
貸しきり状態。
「へぇー、なんだか申し訳ないわねぇ」などといいながらテーブルについてようやく意味がわかった。

ガーデンテーブルの上には彼女たちが食料品やさんで調達してきたお惣菜と、
赤ワインがのっていたのだ。
つまり手作りの晩餐。ホテルで?
さすがは旅なれたYukoさん達。
私には思いも付かないサプライズだった。

もちろん、ちゃんとホテルにも断ってあるらしい。
私の気の小さいことを知るYukoさんはその辺も心得ていて安心させてくれた。^^

「ここからの眺めがあまりにも素敵なので・・・」と言うお二人。

鐘楼

まさにその通り!
正面にはこの鐘楼が、眼下にはかわいいこんな景色が広がっているのだから。

ふもとの町並み

そのうち月も上がり、われわれは3人だけで素敵な場所を独占し、
おそらくイタリアならではの楽しい夕餉をともにしたのでした。

昼間は30度を越すよう気も夜になると涼しくて、
Yukoさんも私も大判のスカーフで身を包んだ。

三日月  
Y&KR&K
ウンブリアは料理の美味しいところなので、あれを食べようこれを食べようと考えていたのでお昼をほとんど食べなかった私。
そして夕食が9時半をまわっていた(と思う)もでかなりおなかがすいていたけれど、
おそらく長旅の後、こういう軽い食事は明日からのためにはとてもよい選択だったのかもしれない。

でも・・・・

それだけでは収まらず、食後酒を飲みに、近くのBarへ繰り出した。
静まり返った町に、よく探すと何軒か遅くまで営業しているBarがある。
屋外の席に座って、(夏はみんなそうする)
Reikoさんはアマレーナというアマーロ(薬草酒)
Yukoさんと私は皆さんよくご存知のリモンチェッロ。
こういうものを頼むと、何も言わなくても軽いおつまみを持ってきてくれる。
ポテトチップやら、ピーナツやら・・・

Barではラジオが鳴っていて、音楽が流れていた。
「ルパン3世」のテーマソングが流れたときにはほかの客たちが
われわれのほうを向いて合図を送ってくれた。(笑)
「ルパン3世」が日本のアニメだと言うことをみんな知っているし、
Fiat500にのっている「ルパン3世」のことをみんな大好きだから。
もちろんこのテーマソングはイタリア製なのだけれど。^^


続いては、

YukoとReikoさんはアイスクリーム、私はちょっぴりのアイスにウイスキーをかけたもの。

さらに・・・

Yukoさんと私はドイツ製のアマーロ(薬草酒)を注文した。
あいにくYukoさんの口には合わなかったけれど。

ふだんはこういう強い食後酒はほとんど飲まない。
情けないことに翌日頭痛に見舞われるから。
でも、外で友人たちとわいわいやって、ホテルまで坂道を登って返ってきたせいか、
翌日に残ることもなく楽しい夜の散策だった。